美人を落とす要点
「でもしょうがないよね。そんなものじゃないの？」
彼女はそう言った。
しかし、筆者はそれでも納得しなかった。
いや、できなかった。
話の発端はビーチイベントでの出来事。
「せっかく夏だし、海でも行こうよ。」
女友達が、そう言って誘ってくれた海での出来事。
当日は快晴だった。
だから、海は余計心地良かった。
夏もピークを迎えており、各種イベントで賑わっていた。
出会いの場、そう呼ぶに相応しいだろう。
男も女も水着。
その姿が、余計に心を開放させる。
そんな中、筆者はその女友達とその友人と夏を満喫していた。
しかし、ふと違和感を感じていた。
それは筆者だけではない。
彼女もそうだった。
だから、こうつぶやいた。
「何かさ、男に比べて女性のスタイルの方が酷くないか？」
そう、明らかに男の方が、カラダを引き締めている。
そして、ルックスもいい。
なのに、そんな男性さえ、自分よりもカラダに気を使っていない女性を追っかけている。
確かに、追われている女性の顔はいい。
だが、それでいいのだろうか？
だから、彼女にそれを聞いてみたのだ。
「でも、男性って若ければ、顔からでしょ？そんなものじゃないの。」
確かに、良く分かっている。
そういう彼女は、スタイルもルックスも妥協していない。
だから、その年齢に関わらず、その海でも多くの男性にナンパされていた。
顔、スタイル、そして性格。
それを磨き続けているから、それでも尚、追われる。
だから、追われるのも、追いかけたくなるのも、モノにしたくなるのも良く分かる。
だから、今一度問い直したい。
「本当にそれでいいのか？」
「どうせ追うなら、全てにおいて気を使っている女を追いかけるべきではないのか？その選択肢はないのか？」
中途半端に、男が追うから、追われる方は、満足する。
だから、それ以上危機感を覚えない。努力しない。
だから、それ以上努力しない。
だから、舐められる。
だから、本当に魅力的な女性が少なくなる。
だから、半分は男の責任。
あなたが、魅力的な男性なりたければ両方を兼ね備える女性を追いかけるべきだ。
中途半端に、妥協をするから、相手も妥協をする。
それでいいと思う。
男性が危機感を与えれば、女性も努力する。
そして、本当の意味で、素晴らしい女性が増えてくる。
そうして、男も女もお互いが磨き続ければ恋愛もより素晴らしいものになる。
どうせ、付き合うならお互いがお互いに魅力的な方がいいのだから。
だから、甘やかしてはいけない。
甘やかすから、相手は余計に舐めてくる。
それが、美人・美女を落とす際の秘訣。
